中学生になって初めての自由研究をする1年生。小学生の頃とは違い、習う範囲も広くなり、理科の内容も物理と化学、生物と地学、環境に関する勉強をしたり、歴史や地理なども詳しく学ぶことができます。中学1年生が選ぶ人気の自由研究のテーマには、数学・科学・工作・実験・物理・植物などがあります。人気のテーマ15個とそれらのテーマを選ぶときのポイントについてお伝えします。
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中学1年生におすすめの自由研究テーマは15選
中学生になると小学生の頃には出来なかった実験や科学・工作などができるようになります。さらに、難しいことを計算したり、歴史もより深く学ぶことや読むことができる書籍も増えるので知らなかったことや、新たな発見をすることが増えてきます。興味を持ったことに対して、今までは出来なかったことも出来るようになりますので、面白さや楽しみが増える自由研究になります。
自由研究の本や市販キットで対象が小学生でも問題ありません。基本的な実験から応用できる実験に内容を変更することで、中学生らしい研究テーマにすることができます。科学捜査などに使われる指紋採取やDNAを取り出す実験などは人気が高く、楽しい研究内容になります。
その他にも色々な自由研究のテーマがあり、中学1年生におすすめの15のテーマと選ぶときのポイントをまとめました。
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理科を選ぶときのポイント
色々な知識や知恵がついてきますので、人とは違った自由研究にチャレンジしてみると良いです。特に理科は、色々な実験や研究が出来ますし、簡単に結果が出ることもあるので1日でできる・短期間で自由研究を終わらすことも可能です。また、理科の実験はわざわざ購入しなくても、家庭にある道具を使って行うことも出来る実験が多くあります。それらに加えて、太陽や、草木など自然を使いながら、進めることで新しい発見を見つけることができます。
色々なもので炭を作ってみる、炭酸飲料で骨が溶けるのかなど、普段気になっていることや、言われていることが本当なのかを検証する研究をテーマにすると、見てくれた人の共感を得やすいです。
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実験を選ぶときのポイント
自由研究に実験を選ぶときのポイントは、テーマ選びと記録の方法をあらかじめしっかり考えておくことです。仮説、実験、結果というプロセスがきちんとまとめられないと、レポートとして提出することができません。テーマをあまり複雑化せずに、シンプルなものから挑戦してみるのがおすすめです。記録は手順を追って細かく残すようにします。失敗例も大切なデータですので、しっかり記録して比較対象にすると良いです。小学生の頃とは違うレポートの基本を学ぶ機会になります。
スライムを自分で作るという実験がありますが、中学生になったらスライムの粘度を変えて見る実験など1つのことで分量や大きさなどを変えて、比較検証することを繰り返すことが大切です。小学生の頃は、そこまで実験しようと思わなかったことに挑戦してみましょう。
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氷を選ぶときのポイント
氷を使った自由研究は、小学生の理科から進化した発想・過程・結果・結論をまとめるようにします。氷がゆっくり冷やされると過冷却状態になって0度以下でも凍らず、少しの衝撃を与えると見る見るうちに凍っていく基本の現象を写真に撮りながらまとめていくなど、科学的な根拠に基づいた自由研究が望まれます。トレイやボウルを使ってもできますが、ペットボトルであれば横からも見えてみるみる凍っていく様がわかり、失敗してもやり直しが簡単です。
実験例としては、100℃のお湯に氷を入れたら何度になるのか、食塩水と砂糖水の凍り方を調べたりするのも面白いです。他にも、比べたり、これは凍るのかなというものを凍らせてみたり、浮き方を調べたりするといいです。
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社会を選ぶときのポイント
中学1年生は、一つの転機といえます。自由研究は、すこし大人っぽく社会についてをテーマにして研究する子供も多いです。現在、日本を取り巻く社会の動きや問題は数多く存在します。例えば、現在政府がすすめている参政権を18歳へ引き下げることについてどういう利点があるのか。また、どういう問題が起きるのだろうか。本や新聞、ニュースなどを参考にレポートを書いてみるのもいいです。他にも友だちに、もし18歳になったら選挙に行くかアンケートを採って、行くか行かないかの割合をグラフにしてまとめたり、投票場の雰囲気や投票方法などを絵で描いてみるのもいいです。
他には、裁判員制度を日本と世界でどのような違いがあるのかを調べてみるのもいいです、消費税率が世界各国でどう違うのか、そして消費税の違いによる国民の生活の違いなども調べるととても勉強になります。
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水を選ぶときのポイント
水という物体は身近でありながら、他の液体とは異なる実に面白い液体です。中学1年生が自由研究に選ぶテーマとしては安全に手軽に実験しやすくおすすめです。また、特殊な性質も多いので、形状の変化をみたり、測定する他にも様々なテーマが設定できます。ただ、身近であるだけに切り口を広げすぎないように気をつけましょう。水が持つ多くの性質の中でも、一点にポイントを絞ることで、研究がしやすくなります。
自由研究テーマとしては、燃料電池を作ってみたり、浮力を使った実験、水中にシャボン玉を作ってみたり、割れないシャボン玉作りなども楽しいです。
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数学を選ぶときのポイント
中学1年生にとって自由研究で数学を選ぶのは難しいことかも知れませんが、身近にある数字から何か面白い見方ができればいいです。中学校の教科書を見ても問題を解く内容しかありませんが、色々なことに数学を使うことができます。
「記憶力を定着させるためにはどうしたら良いのか」というテーマでもいいです。今日、勉強したこと範囲の問題を解いてみて何問溶けたのか、6時間後、12時間後、24時間後と時間が経過するごとに正解数がどう変化するのか、覚えるためにはどうしたらよいのかというのも数学になります。国語にも数学の要素を入れた自由研究ができます。読みやすい本・作文と読みにくい本・作文に使われている品詞を調べてみて、どんな特徴があるのかをまとめるのもいいです。
こういうヒントから、あれも気になるということがあれば、テーマにして見ると面白いです。
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科学を選ぶときのポイント
自由研究のテーマに悩んだときは、本屋さんに行って参考になる書籍を探すことをおすすめします。夏休みに入ると特設コーナーができるぐらい、様々な情報が集まっています。本を選ぶポイントは、中学1年生が理科の授業で習う内容をうまく応用した課題が取り上げられていることです。部活動で忙しい中学1年生は、近隣の科学館やプラネタリウムを活用する方法もいいです。見学した内容をまとめたり、あらかじめ企画された講座を受講し、講師に質問したり指導を受けるのも賢い選択です。
物質の力を引き出す実験、変化させたりする科学の力を使った不思議な実験をテーマにして行なうといいです。
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空気を選ぶときのポイント
自由研究のテーマに空気を選ぶ場合は、環境の変化と組み合わせて研究していくと良いです。現在の地球環境の変化や、環境破壊により空気に含まれている二酸化炭素の割合はどのくらいなのかや、昔と比べて増えたのか・減ってきたのか、などをポイントにすると様々な方面から研究出来ます。
これからの地球を守っていく若者という意味でも、環境破壊を防ぐために現状を知ることが重要です。他にも空気の汚れを調べてみたり、部屋の中の空気の流れを調べてみたりするのもいいです。
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工作を選ぶときのポイント
工作といっても、学校から具体的な課題を与えられない中で、何かを作るというのは難しいものです。中学生ですから、それほど難しくきれいなものを作る必要はないです。創意工夫が感じられる作品を作るほうが、学校で評価されやすいです。たとえば、身近な道具を素材にして作るとか、通常ゴミになるような素材を用いるなどするといいです。
ただ見せるだけの工作ではなく、展示したり、完成したときに遊べるものだと、色々なアイデアが思いつきやすく、面白い工作を作ることができます。特に凝りに凝ったピタゴラスイッチみたいな工作は、みんなの驚きを呼びます。一回転がすと永遠と繰り返すものだと、それだけで驚かれます。モーターなどを使って上に持ち上げたりするといいです。
・牛乳パック工作の観覧車をモーターを使い自動で動かす簡単な作り方
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指紋採取を選ぶときのポイント
自由研究で指紋採取をするときは、指紋の付いたガラスのコップやプラスチック製の物を選ぶことがポイントです。この素材が一番指紋採取するのが簡単だからです。本当はアルミニウムの粉末が手に入れば良いのですが、それは難しいので、代用として片栗粉かベビーパウダーを使っても指紋採取することができます。後は筆に粉を付けて指紋を浮き上がらせ、その上にセロハンテープを貼ることで指紋を移し、黒い紙に貼れば採取することができます。
他にも、色々な粉を使ったりして、指紋採取ができるかどうかを調べてみるといいです。
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裁縫を選ぶときのポイント
自由研究に裁縫を選ぶ場合、小学生のそれと違いますから、自由な発想は大切ですが、ある程度スキルアップが必要です。小学生にはできない「根気のいる裁縫」であったり、「技術力の高さ」であったりを心がけましょう。
あえて大きな作品にする必要はありませんが、芸術性の高い作品も中学生ならではの見ごたえがあります。時間のある夏休みなら、手間のかかる刺繍やパッチワークに挑戦してみるのも良いです。時間とスキルを考慮して計画するというのも研究のテーマでもあります。少し、クオリティを追求した作品作りを心掛けるといいです。
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環境を選ぶときのポイント
中学生になって初めての自由研究で気を付けたいことは、小学生までと違い中学生は学校での勉強内容を活かした研究を行うことです。そして、環境は中学1年生らしい研究に仕上げることができるテーマです。環境問題は、大人たちの中でもたくさん研究がすすめられていますので、たくさんの情報が本やインターネットから得られます。自由研究のポイントは調べ学習にならないことです。自分の選んだテーマに沿った実験を行ったり、身近でできる対策を提案したりといった自分らしさを盛り込みましょう。
環境を考えた研究テーマとしては、牛乳パックを再生紙にしたり、紫外線チェックの方法を考えたり、塩害や大豆から味噌を作ったり、生ごみから野菜を育てたりする課題もおすすめです。
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静電気を選ぶときのポイント
静電気の実験や研究を選ぶときのポイントとしては、身近な材料で直ぐに出来る実験や研究を選ぶことです。例えば、静電気とは摩擦で起こる電気のことを言いますので、この摩擦で何かを動かすなどの実験をしてみても面白いです。実験の経過や結果などを、イラストや写真などを用いてまとめると、分かりやすくなります。これらは身近な実験テーマですが、調べていくと知らなかった発見が沢山あるはずです。
静電気をつくる、静電気でコップをまわす、静電気モーターをつくるなどの研究テーマがおすすめです。
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観察を選ぶときのポイント
自由研究で、対象を決めて観察することをテーマにする場合、見た感想だけを書いてまとめて通用するのは小学生までです。中学1年生であれば、目的や考えを持って臨む必要があります。例えば、対象物について何らかの仮説があり、その確認をするためであったり、起こっている現象について考察をするためであったり、それについていかに自分の頭で考えるかが重要です。観察をするだけでなく、その先に自分が何をどう考えたかをまとめることが求められます。
例えば、植物がどうやって水を吸うのか、野菜のDNAを調べる、残り野菜を育てるなどのテーマを行なう人が多いです。
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野球を選ぶときのポイント
野球は自由研究には恰好のスポーツです。身近でもあり、物理的な高度なものから簡単で身近なものまで、テーマが取りやすいです。簡単なものでは、道具をテーマにしたものがあります。グラブ、バットの仕組み、作り方、素材などを実際に触ったり、ネットや本で調べます。過去に使っていたものを博物館や本で調べるのも面白いです。
また中学1年生ではもう少し高度なテーマも可能です。変化球のしくみとか、どうすればバットでボールを遠くまで打てるかなどは小学生で習った理科の知識で調べられます。なぜこのテーマを選んだか、また調べてどう思ったかなども書いておくことも必要です。
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まとめ
中学1年生になって特定のスポーツについてを自由研究のテーマにする子供もいます。野球やサッカー、陸上などの部活をしている子供がどうしたら、上手になれるのか、活躍することができるのかを調べたりすることが多くなります。好きなことに関して、調べたり、研究するので内容の濃いものになっていることが多いです。
実験や工作・観察などのテーマも小学生の頃とは違い、自分の考えや疑問を研究する内容になっていることがよく分かり、時間を掛けて調べていることが伝わります。そんな中学1年生が選んでいる人気の15のテーマの中から選ぶときのポイントを抑えて、自分に合った、やりたい自由研究をテーマにして行ないましょう。
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