小学校1学期の終業式が終わり、いよいよ夏休みに突入します。夏休みは、子どもたちが家にいるので昼ごはんを考えないといけないし、グータラ生活が始まるから朝からイライラすることも多いです。夏休みの宿題も早く終わらせればいいのに、友達と遊びに公園に行ったり、学校のプールに行ったり、テレビ見たりと一向にやりません。自由研究は日数が掛かるものや費用や子供一人では大変なテーマは選びたくないので、石を使った簡単な作品を作ってみました。

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石ころ標本箱作りの基礎データ

難易度 簡単
対象 小学1年生以上
実験期間 1日
テーマ 観察
費用 0円

家にある材料で基本出来るので費用も掛からず簡単にできます。子供と一緒に公園や川、キャンプ、海、花火などに行ったときに石を拾ってきてもいいですし、子供が家にいるのが暇過ぎてどこかに行こうと行ってきたときに、自由研究用の石を拾いに行ってもいいですよ。

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自由研究テーマ:石ころ標本箱作り

石ころの標本箱づくりは、色々な場所の石を拾ってきて場所によって石の形や色・手触りなどをまとめます。

用意するもの

材料 個数 費用
石ころ 好きなだけ 0円
空き箱 1個 0円
段ボール 小1個 0円
仕切りカップ 石の個数分 0円
古い歯ブラシ 1本 0円

石ころは色々な場所の石を集めてくるので移動する時間が掛かります。空き箱は家にあるもので十分ですが無ければ、スーパーで段ボールを無料でもらうことが出来ますので小さめのものをもらってくるといいです。箱の中に石を入れる際の仕切りを作るために段ボールを使いました。牛乳パックでも代用できますので、家にあるものを使うといいと思います。古い歯ブラシは石を洗うのに使います。

目的・きっかけ・動機

家の庭にある石は四角い形で色が黒い石が多いですが、川に遊びに行ったときに石を投げて遊んでいたら石が丸いことに気付きました。家の庭にある石と形が違かったので、色々な場所の石を集めて違いを調べてみようと思いました。

作り方

石を集める

色々なところから石を集めてきます。身近なところで思い当たる場所としては、

・家の庭の石
・川の石
・岸辺の石
・公園の石
・砂浜の石
・海の石

などですかね。

石は拾った場所を忘れないようにビニール袋を分けたりして、拾った場所が分かるようにしておきましょう。

石を綺麗に洗う

拾ってきた石には汚れや砂が付いていますので、古い歯ブラシを使って汚れを落として綺麗にします。綺麗にしたらティッシュペーパーなどで水分を拭き取ります。

標本箱を作る

仕切りの無い空き箱を今回は準備しました。このままだと石が混ざり合ってしまい分からないので仕切りを作ります。

仕切りはスーパーで無料でもらえる段ボールを使いました。空き箱の大きさに合わせてハサミで切り、段ボールが交差する部分には切り込みを入れます。仕切りは集めてきた石の数だけ入れたいので、大きさなどを考えて切る必要があるのでお母さんやお父さんがここは作ってあげるといいですね。

切り取ったダンボールを組み立てます。

仕切り用のダンボールを空き箱に入れます。

お弁当などで使う仕切りカップを入れます。これで、標本箱ができました。

石を入れて標本箱が完成

作った標本箱に拾ってきて綺麗にした石を並べていれます。これで石の標本箱の出来上がりです。

石を集めて観察した結果

場所 画像 手触り
 四角 黒の斑模様 ザラザラ
菜園
 三角 灰色 ザラザラ
駐車場
 四角 灰色 一部
ツルツル
公園
 四角
薄い
黒と白  ツルツル
だけど
デコモコ
岸辺
 少し
丸い
白と茶 ツルツル
川の中
 丸い 白い 小さな
穴がある
浜辺
 三角で
角が丸い
白い ツルツル
海の中
 丸い筒状 白と黒い点 少し
ザラザラ
 平たい
四角
黒と灰色 ザラザラ
小石の塊

感想・感じたこと

海や川にある石は丸いものが多かったです。そしてツルツルとした手触りでした。川の岸にある石は丸いものと薄い石があり、お父さんが薄い石は川に投げて何回跳ねるかという遊びを子供の頃はしていたと話してくれたので投げて見ましたが跳ねませんでした。

公園や庭・駐車場・家庭菜園などの石は黒っぽいもので角が尖っている四角い石が多かったです。

道で拾った石は、小さい石が集まっていた塊のようなものでした。

色んなところの石を集めてきて、観察してみたら石の色や形、手触りが違うことを知りました。図書館の本で石について調べたら、石が丸くなるのは川の上のほうから四角い石が転がって、下のほうに行くと石と石が当たって角が無くなり、表面のデコボコも取れてツルツルになると知りました。

自由研究としてのまとめ方として、「観察・環境調査の自由研究のまとめ方は観察日記を活用」が参考になると思います。

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まとめ

色々な場所で石を集めることで面白いことが分かると思います。海やキャンプ・バーベキューなどに出掛ける際には自由研究のネタになる材料を集めてくるのもいいですね。子供は、「駅ごとに石を拾ってきて「◯◯駅の石」としてもいいの?」とか「◯◯さんの家の石とかでもいいの?」と聞いてきました。発想が面白いですよね。

興味があることをさせたほうが、子供は集中してしますし、思い掛けない発想を行ってきます。無理とか言わないでやらせてあげるといいと思います。

石ころの標本箱づくりは低学年・中学年用かなと思います。高学年や中学生になったら、もう少し発展させた自由研究課題のほうがおすすめですね。

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