自由研究の観察や環境など日々の記録を残すようなテーマについては、観察日記を活用することで目的から日々の観察や環境などの調査過程を残すことが時系列にでき、まとめやすいです。観察日記用であれば、ノートの上半分に出来事をイラストで書き、下半分に感想文を書けるようになっているものや、線が入っているもの、マス目のもの、無地のものなど様々ありますので、自由研究テーマにあったタイプの使いやすいノートを選ぶといいです。
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観察日記を使った自由研究のまとめ方
観察や環境を調べるときには、日々の記録を残しておくことが大切になります。イラストや写真・ビデオを使って記録を残しておくといいですが、日々の変化や感じたことは、そのときに書いておかないと忘れてしまいますので、観察日記の書き残すようにしておきましょう。日々の記録の中で、変化が無いこともありますが、天気・気温・湿度などテーマにあった日々の記録が取れるデータは残しておきましょう。
例えば、アサガオやトマトなどを育てる観察日記なら、天気・気温・湿度の記録を残しておき、グラフなどにして、発芽した日や何cmに成長したなどの写真を付けておくのも分かりやすいです。育て始める時期をズラしてみて気温の変化がどう影響するのかなどを課題にしてみるのも面白いです。
観察や環境について調べたことを、上手に観察日記にまとめる方法をまとめました。
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観察日記にまとめるメリット
毎日の記録をきちんと残すことができ、最後に観察日記を仕上げる段階において、なにが重要なのかわかりやすいことと、調査対象の変化を順をおって整理しやすいです。まとめ方としては、イラストを描くスペースと、文章を描くスペースをひとつのページに作ってまとめ、最後にまとめたときにアルバム形式として見られるように作るやり方がおすすめです。観察日記は、最後に仕上げたときに達成感を得られ、1つのテーマに対してより深く調べるので、興味が湧くことと知識が深まるため、自分だけでなく、見てくれる人にとってもひとつの参考書みたいなものに仕上がります。
●毎日の記録を残すのに適している
●成長記録や変化の様子が分かる
●日々の感想や反省、疑問などを書き残すことができる
●記録が残っているのでまとめやすい
観察や環境調査は人気があるテーマですが、1日でできるものではなく、数日または数週間にも期間が及ぶため日々の記録を残すことが大切になります。また、発表するときに観察日記を使って1ページずつ説明するのには向いていませんので、最後のページにしっかりと今までの過程とわかったこと、結論をまとめておく必要があります。写真とイラストを使ったり、色分けをして目立つようにするなど見る人が飽きない工夫も必要です。
観察日記へのまとめ方のポイント
このような種類の自由研究はある程度の期間、対象を観察または調査をしてデータを集めなければなりません。多くのデータを集めなければ、あまり信ぴょう性のないものになってしまいます。そのため、毎日の変化または環境による違いなどを注意深く観察することが大切です。
大変だなと思ったり、不思議だなと思ったりしたら、忘れないうちにすぐに記録しておき、データ収集が終わった後に、それらをまとめることで相手に分かりやすい、見やすいまとめ方になります。絵や写真などがあると対象の変化がわかって面白いですし、要点などは箇条書きで書くと見やすいです。あとは自分が一生懸命頑張ったことが伝わるようにするといいです。
●観察記録や調査データは見開き1ページの左右を使い比較できるようにする
●日々の記録を残すページのデザインは同じものを使う
●分かりやすいタイトルと写真やイラストを見ただけで分かるようにする
●観察などで変化が無いときはイラストを書いたり、アップにしたりと変化を付ける
●日々の記録の中に感じたこと、疑問、反省なども書く
●日々の記録だけではなく最後に目的に対する結果や結論などをまとめる
まとめるときに必要な項目と書く内容
観察や環境調査では、たくさんのことを調べるので知ってほしいと思うことがたくさんあり、長い文章を書いたり、知ったことを全て書きたいと思ってしまいますが、文章だけになってしまったり、長文だと読むほうが疲れてしまいますので、研究内容のまとめ方としてポイントを箇条書きで記入するとわかりやすくなります。また、研究内容において変化がある項目は必要項目として書き出すと、条件変化による結果の変化が出やすいのでまとめやすくなります。
まとめ方の例
【表紙】
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 自由研究のテーマが分かるタイトルを付ける |
サブタイトル | タイトルの内容をもう少し詳しく書く |
目的 | 研究をしようと思ったきっかけを書く |
調べたいこと | 何を調べようと思ったのかを書く |
予想 | 自分が考える予想を書く |
方法 | どんな方法で調べたり、観察したりしたのか書く |
準備したもの | 自由研究を進めるのに用意したものを書く |
イラスト | 分かりやすく色を付けたイラストがあると分かりやすい |
【観察日記・環境調査】
項目 | 内容 |
---|---|
スケッチ | 絵を書くだけでなく感想なども書くと分かりやすい |
写真 | 撮影するときは同じ位置から撮影する |
見出し | 何について書いているのか分かる見出しを書く |
観察記録 | 見たこと、感じたこと、疑問・予想などを書く |
観察日記 | 毎日の記録はおなじデザイン・書き方にする |
【まとめ(最後のページ)】
項目 | 内容 |
---|---|
結果 | 感想ではなく、実際の変化や見たことを書く |
表・グラフ | 表やグラフを使うことで分かりやすい |
分かったこと | 調べたことで分かったことや反省点を書く |
参考にしたもの | 調べたときに参考にした本ややHPなどを書く |
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まとめ
小学生の低学年から高学年まで人気がある観察日記、そして、中学生になると環境をテーマにした調査をグループになって調べたことを発表したりします。発表するときは、観察日記の冊子では発表しにくいので、画用紙や模造紙などの大きな紙1枚にまとめて発表するようにします。
せっかく調べたことなので、すべてを書きたい、言いたいと思いますが、必要なことだけに絞って伝えるようにします。自由研究のテーマをまとめるのに必要なことは観察日記に書かれていますので、記録の部分をどうやって見せて、話をするかがポイントになります。
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