小学3年生の自由研究テーマを決めるとき、人気なのが工作・実験・社会・カブトムシ・星などあります。ただ、親が「実験がいい」と思っていても、子供に興味がなければ進めることができず、親が子供の自由研究をすることになりかねません。そこで、小学3年生に人気のある自由研究テーマを調べ、15個のテーマについて紹介します。それぞれのテーマを選ぶときのポイントについてまとめています。

[ad上]

小学3年生におすすめの自由研究テーマは15選

自由研究のテーマを選ぶときに基準にするのが、「子供が興味を持っていること」「子供がやりたいと思っていること」をテーマにすることが大切です。「30分でできる」とか「1日でできる」とか「3日でできる」という期間で選ぶのもいいですが、期間で選ぶのは、夏休みが終わるギリギリになっても終わっていなく、簡単に、そしてすぐに終わらせるときに選ぶ条件にするといいです。

期間が十分にあるときには、子供にあったテーマ・課題を見つけてあげて、子供が自分の力で自由研究に取り組めるようにしてあげるといいです。小学3年生に人気のテーマを上位から15個ピックアップし、それぞれのテーマを選ぶときのポイントについてお伝えします。

[ad中]

実験を選ぶときのポイント

小3の子供に人気があるのが、理科の授業で習った内容で、楽しみながらできる実験を選ぶことが多いです。市販のキットを利用するのもいいですが、教科書の中にある実験で学校でしなかったものを取り上げてみると学習向上につながりやすいです。興味をもっている子供が多いですが、ただするのではなく、どうしてこうなるのかということが理解できる内容のものを選ぶようにすると理解を深めることができます。

例えば、「なぜ影の大きさは時間によって大きさや方向が違うのか」は教科書にある内容ですが、実際に外に出て、時間と物を決めて計測していくと面白いです。また、太陽の熱によって地面が熱くなる現象を利用して、空(から)の缶詰やアルミ缶などを利用した即席鍋で温泉卵を作ってみるなど、実験後にお楽しみが待っている内容にするのもポイントです。

食べ物に生えるカビを防止する食品の研究|実験方法・観察・やり方・まとめ方

ソーラー電池の自由研究|光源との距離や角度・一部を隠したときの鳴り方の実験

寒天を使った電気分解の実験|イオンの動き・色の変化を見る

卵の殻を溶かそう!スケルトンたまごを作ってみた|画像・実験方法・まとめ方

塩の濃度による浮きしずみを確認する自由研究|実験方法やまとめ方など

シュワシュワと泡が出るバスボムの作り方|自由研究実験のまとめ方

氷の溶け方調べ|自由研究の実験方法・動機・結果・考察などまとめ方

塩の結晶の簡単な作り方と実験レポートのまとめ方

ビタミンCが含まれているかを調べる自由研究の考察・結果・まとめ方|小学生向け

自由研究!レモン電池の理科実験|やり方とまとめ方

自由研究!10円玉をきれいにする方法の結果と考察・まとめ方

[ad中]

工作を選ぶときのポイント

小学生の夏休みの宿題の代表である自由研究として、工作を選ぶ子どもが多いですが、低学年はみんな似たようなものを作ってきますが、3年生にもなると、作るものが多種多様になってきます。工作を選ぶポイントとしては、一点目は子供自身が興味を持つものを一緒に考えること、二点目は子供がやり遂げられて且つ達成感を得られる程度の難易度と制作期間であることが挙げられます。自由研究は好奇心や達成感など子どもの力を伸ばす要素がつまっていますので、是非ふさわしい内容を選んであげましょう。

簡単手作り!洗濯のりを使ったスーパーボールの作り方|かなり弾みますよ

ダンボール自動販売機の作り方|手作りした材料や仕組み・図面など

ATM貯金箱を手作りした作り方|硬貨と紙幣のユニーク工作

硬貨が見え隠れする仕掛けの貯金箱の作り方|手作り工作

コインを選別する貯金箱の作り方|決まった穴に硬貨が落ちる

自由研究工作!3Dメガネの作り方とまとめ方|書き方や仕組み

ピカピカに光る丸いどろだんごの作り方と自由研究のまとめ方

ものが立体に見える3D映像の仕組みの自由研究|3D写真を作る

[ad中]

歴史・調べものを選ぶときのポイント

歴史・調べものを選ぶときのポイントは二つあります。まず一つ目は、テーマに関する資料が十分に揃えられるかという点です。書籍などの資料は、自由研究をする上で必要不可欠ですので、図書館などを利用して事前に確認することが大切です。二つ目は、テーマにゆかりのある土地を訪ねることができるかどうかという点です。実際に、ゆかりの地に行ってみることで、より詳しく学んで記すことができますし、資料館などにいけば、直接話を聞くこともできますし、カタログや写真などの資料も準備でき、説明しやすくなります。

年表の作り方|歴史・日本史・世界史・自分史などのテンプレート

[ad中]

観察・採取を選ぶときのポイント

観察・採取をする際のポイントは、そのまとめ方にあります。観察して分かったことだけを書いていた1年生・2年生のまとめ方から、3年生らしい内容にレベルアップしましょう。例えば、研究テーマとしては、「カブトムシの1日の動きを知ろう」「カタツムリの食生活」などよくあるものでいいのです。テーマを決めたらそれを表題として、テーマを決めた理由、採取・観察計画(毎日定刻に見る、日をずらして24時間の観察をするなど)を書いてから採取に行きます。採取したら、採取日・場所、飼育に必要なもの、その生き物の体のつくり、体長、雌雄などのデータをまとめます。その後、計画どおりに観察をし、気づいたことを日付と共に記録します。そして最後に、研究テーマに対して見つけた答え・考えを書けば、立派なレポートの完成です。

生き物の観察には、デジカメやビデオカメラで記録を残しておくと便利ですし、夜間の生態調査は子供には難しいので、デジカメやビデオカメラのタイマーで撮影をしたりするといいです。

身近なもので指紋採取!調べ方・取り方・種類の研究などまとめ方

バナナを使った紫外線を通さないものを調べる自由研究|動機・やり方・考察・まとめ方

自由研究の理科実験!紫外線の強さを調べる|結果・考察など

[ad中]

社会を選ぶときのポイント

自由研究で社会を選ぶとき、テーマを身近なものにするのがポイントです。例えば、自分の住んでいる町の中にあるものをテーマにします。商店だと、どんな仕事なのかやどのようなものを売っているのか、それはどうやってできたのか等を調べます。他にも、かかりつけの病院や災害時の避難場所や公共施設などもあります。身近なものでなくても、自分の好きなものをテーマに選ぶことで楽しみながら取り組むこともできます。世界の挨拶の言葉や人口調べ、世界の通貨や鉄道の歴史などのテーマを選ぶのも面白いです。

[ad中]

算数を選ぶときのポイント

算数の授業で四則演算や小数・分数の概念を習うことになります。基本的な要素は学習しているので、算数を自由研究の対象にする場合はかなり幅広いことを行えます。テーマとしては、身近にある確率の計算や、図形に対する考えといったものが比較的テーマとして選ばれます。小学3年生の学習内容でも深く掘り下げることが可能ですし、子供も何らかの疑問を持ち易い分野です。

子供自身の興味に沿ったテーマを選びつつ、数字による考察のみではなく、絵や文章を取り入れた自由研究としてのまとめ方をすると、算数以外の分野の能力も鍛えることができます。算数を学ぶ理由、トランプピラミッドの三角形の秘密、手作り飛行機を遠くまで飛ばす最適な角度など面白いテーマだと思います。

[ad中]

漢字を選ぶときのポイント

自由研究のテーマに漢字を選ぶときは、読書感想文と一緒に行なうといいです。本を読んでいて、意味が分からない言葉や熟語、または漢字が必ずあります。読書感想文だけを考えると読み飛ばしてしまったり、前後の文脈から何となく意味を読み取ったりします。それを、自由研究のテーマの1つとしてまとめていきます。1冊の本を読み終えるまでに、どれだけの言葉を調べたのかをまとめておくといいです。

読書感想文とは別に、読み物として捉えるのであれば、漫画などももちろん入りますので、取っ付きやすい内容の本を選ぶことで内容をより楽しめる様になるという利点があります。

[ad中]

理科を選ぶときのポイント

3年生の時点では、学ぶことは基礎的なことです。夏休みまでに習ったもの、教科書に載っているこれから習うことを生かし、どれだけ自分らしい自由研究ができるかが大切です。昆虫採集、電気を使った装置、植物、環境に関することなど、理科の自由研究は幅が広いので、自分が興味を持ったもの、そして、自分で実現できると思えるものを選びましょう。もし、大がかりな実験や長期間の観察をするなら、夏休み前に、あらかじめテーマを決めて研究しておくのもいいです。

[ad中]

粘土を選ぶときのポイント

具体的に作りたいものを決め、それに適した粘土を選びます。粘土の素材も様々あり、紙・樹脂・クレイなど多岐にわたり、色を後付けするものだけでなく、元々カラフルなものなど種類が豊富です。まずは、テキストや動画を観ながらシンプルな作品から手掛けていくと、使い勝手や固まる時間、色付けに適しているものなどを知ることができます。樹脂やクレイは扱い方がやや難しく、大人でも失敗することがあります。子供なら、昔から馴染み深い紙粘土から始めるのがオススメで、軽量タイプや面白い素材がたくさんありますので、選ぶところから楽しめる課題になります。

動物や昆虫などを作るのもいいですが、食品サンプルみたいなものも作ることができますし、自分が使っている筆記用具やランドセルなどを紙粘土で作ってみるのも楽しいですし、面白いテーマになります。

[ad中]

裁縫を選ぶときのポイント

裁縫の自由研究は、布を手で縫う基本を応用して、生活で使えるものがオススメです。周りをアイロンで三つ折りしたものを縫ったランチョンマットや、袋状に縫ったものに紐を通した巾着、お手玉などが簡単にできます。アイロンで付くアップリケで名前やイニシャルのプラスアルファの工夫もできます。手先の器用な子には、かがり縫いで縫い付けるとポイントが高いです。カラーのフェルトを切って、中に綿を入れて周りを縫ったマスコットも女子向けです。

[ad中]

家庭科を選ぶときのポイント

自由研究で家庭科をテーマに選んだ場合、おすすめなのは一緒にお菓子作りをすることです。自宅で簡単に作れるクッキーやパウンドケーキ、夏休みならゼリーなど冷たいデザートもおすすめです。普段食べているお菓子が、どんな材料を使って作られているのかを知ることができましすし、材料を計ったり、混ぜたりする作業は小学3年生のお子さんにとっては楽しいものです。作っていく過程を写真や絵を描いたりしながらまとめれば、自分だけのレシピ本を作ることができます。他にも裁縫も人気があるテーマです。

[ad中]

料理を選ぶときのポイント

料理を自由研究にする場合、火を使わないメニューを選ぶのがポイント。小学3年ともなれば、親の手を借りず、自分ですべて完成させたいと思うものです。しかし、ガスを使うとなると、そうもいかないでしょう。マリネやサラダ、サンドイッチのほか、お菓子ならレアチーズケーキなどがオススメです。火を通す場合も、電子レンジを使うものなら親御さんも安心です。お昼やおやつを子供に作ってもらい、一緒に食べれば、楽しい思い出にもなります。材料さえ揃えば、アイスクリームやシャーベット、ゼリーなど夏の季節に美味しい食べ物も作ることができます。

[ad中]

牛乳パックを選ぶときのポイント

自由研究で牛乳パックが選ばれる理由として、簡単に手に入りやすいからです。また、簡単に加工することが出来るのも制作するのに便利です。糊やテープ、ハサミ、カッターで切るなど、誰でも簡単に加工ができます。また、強度がある材質なので、組み立てて使ってみたり、積み重ねて使ってみたりと、様々な使い方ができます。牛乳パックは再生資源であるため、リユースするというところからも、地球環境に配慮できるので、物を大切に利用するという教育面からもとても良い材料です。

牛乳パックを使った「 簡単なビックリ箱 」やペン立て、花瓶のほかに、プチトマトなどを育ててみるのもいいです。工作だけではなく、牛乳パックを使った観察などもできます。

牛乳パックで作る簡単貯金箱|入れた硬貨が消える?

入れた硬貨が見えない仕掛けの貯金箱を手作り|マジックボックス

牛乳パックを使った自由研究工作!風車貯金箱の作り方

[ad中]

恐竜を選ぶときのポイント

自由研究で恐竜をテーマに選ぶときには、博物館などの展示で骨格標本を見ることができる恐竜を選ぶとよいです。その大きさを実感でき、生きている姿を想像することにつなげやすいです。もし、標本が見られなければ、誰でも知っているような肉食のティラノサウルス、翼竜のプテラノドン、3本の大きな角があるトリケラトプスなどを選ぶとよいかもしれません。興味が持ちやすく、資料も多くあるからです。また、恐竜が生きていた時代の環境に思いをめぐらせることも大切です。生きていたときの姿を復元した画像を数多く見て大いに想像力をはたらかせるようにしましょう。

図書館に行くと、恐竜に関するビデオの貸出があったりしますので、探してみるといいです。ジュラシック・パークなどの映画でも参考になります。骨格から大きさは分かっていても、皮膚の色はまだ分かっていないことが多く、調べてみるのも面白いです。

[ad中]

ペットボトルを選ぶときのポイント

ペットボトルは身近なものなので、ジュースを飲んだときに洗って置いておくといいです。ペットボトルを使って何かを作るときには、カッターでの作業が必要になり、力加減が難しくケガにつながることがあるので、注意が必要です。ペットボトルを使った実験や工作などいろいろなことができます。ペットボトルを使ったけん玉やバケツ、風見鶏などがおすすめです。女の子ならスノードームを作ることもできます。マスキングテープやシールなどでデコることで、オリジナルのものが完成します。

カッターやはさみの使い方をきちんと教えてあげ、ペットボトルの切り口も鋭くケガをする可能性があるのでテープなどで保護することも忘れないように。工夫しだいで完成度の高いものを作ることができます。

[ad下]

まとめ

小学生が自由研究を行なうときは、夏休みや冬休みといった長期の休みがあるときです。まとまった時間をとって、取り組むことができるという点を利用して普段あまり体験することができないようなテーマを選ぶことができます。学校では、教科書に書かれていることしかできなかったり、調べたいけど時間が無かったりしますので、子供が興味のあることをテーマに選ぶことがとても重要になってきます。

ただ、あまり難しいことをテーマにしても完成出来なかったり、途中で挫折してしまうことがあります。または、親が作ってしまい、子供の自由研究ではなく大人の自由研究になってしまいます。小学3年生の子供にあった内容で、難しいことでも少し難易度を下げたり、そこだけ親が手伝ったりと工夫する必要があります。

[PR1]