自由研究テーマの選び方について簡単なものから、1日でできるもの、1週間や2週間と期間が掛かるものもあります。簡単ですぐにできるものを選ぶ子供もいますが、実験・工作・社会・天気など興味があることについて調べる子供も多くいます。同じテーマを選んだとしても、見る視点が違かったり、疑問に思うことが違うので被らないことが多いですが、市販キットを使うと同じまとめ方になりがちです。市販キットを使ったときの工夫についてもお伝えしたいと思います。
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小学5年生におすすめの自由研究テーマ15選
自由研究のテーマを調べてみると、実験・工作・社会・天気などがありますが、小5の自由研究の展示を見てみるともっと詳しかったり、細かくテーマを絞って研究をしている子供も結構います。もちろん、簡単にできる実験や工作を展示している子供もいますが、やっぱり見て面白い・楽しいと思える自由研究のまとめ方をしているのは、自分の疑問を研究しているものです。
小学生の高学年になると、面白いテーマを自由研究にしていることがあります。そして、写真を撮ってより詳しく状況が分かるようにしていたり、イラストや絵を書いて伝えようという気持ちがとても伝わるものになってきます。
小学5年生が選ぶ人気の高い自由研究テーマ15選と、それを選ぶときのポイントをまとめました。
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実験を選ぶときのポイント
小学5年生が自由研究のテーマとして、実験を選ぶときのポイントは二つあります。まず一つ目は、家でできるものであるかということです。家で行えない場合、天候や他の家族の用事などが関わってきますので、夏休みの予定が未定の場合はおすすめできません。次に、二つ目は、費用の問題と技術の問題です。特に技術については、小学5年生にとっては難しい場合もありますので、テーマは複数考えておいて、それから条件などを考慮し、選んでいくと良いです。
実験を選ぶときは、その仕組みをきちんと理解することができる内容のものにします。1日でできる実験がほとんどですが、結晶を作ったり、経過観察が必要な実験でも数日で終わります。それだけで終わらせるのではなく、発展させた実験を行なうと楽しみが増えます。例えば、静電気について調べたら、その性質を利用した静電気モーターを作ったりすることで面白い研究内容になります。
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工作を選ぶときのポイント
小学5年生になると、ハイレベルな作品をつくる技術を身につけた生徒さんも多くなってきます。憧れのデザインの工作をつくってみるというのも面白いです。自由研究ですので、高い材料を使用するのではなく、身近なものを使用して工作をすすめることもおすすめです。普段は捨ててしまうようなものも、作品の材料として再利用することで新たな表情を見せてくれすし、意外なアイデアに周りの人からも驚かれるものになります。
パチンコ台やスマートボールなどの工作のほか、自分が作った自動車や観覧車などにモーターを付けて動くようにしたり、ゴムの力や空気や水の力、重さの力などを利用して動く工作をつくるのも楽しいです。市販のソーラーカーなどを作ってもいいですが、その部品を利用してオリジナル工作をするほうがもっと楽しむことができます。ペットボトルで作った車にソーラーカーの仕組みを組み合わせるだけでも自分だけの自由研究になります。
牛乳パック工作の観覧車をモーターを使い自動で動かす簡単な作り方
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歴史・調べものを選ぶときのポイント
歴史は5年生ですでに始まっていますが、夏休みに入る前だと古代や中世ぐらいまでしか進んでいませんので、今まで授業で登場した歴史上の人物を調べるとより詳しく学ぶことができます。歴史・調べものはインターネットなどの情報も頼りになりますし、地元の歴史を調べる場合には、地元の郷土資料館を見学してまとめるのも良いです。
一番身近なところでは、通っている小学校の歴史を調べて年表にして、巻物に書いたりすると雰囲気が出ます。いつも食べている食品や食べ物に含まれている成分を書き出してみて、どんな役割があるのか、ほかにどんな物に使われているのか調べてみるのもいいです。動物や昆虫が見ている世界、見え方を人間と比較してみるのも調べ学習としてはとても面白い研究内容になります。
年表の作り方|歴史・日本史・世界史・自分史などのテンプレート
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観察・採取を選ぶときのポイント
観察・採取を選ぶのであれば、簡単に収集すれば良いと言うのではいけません。採取したものを分類分けし、観察を十分に行ない、図鑑やネットで調べた情報を付け加えた上で、まとめましょう。まとめ方は自分の視点でかまいません。採取したものの種類ごと、採取した環境ごと、色んなまとめ方があります。自分がどのようにテーマ設定したいのか、予定を立てつつ、採取し、丁寧に観察します。自分が発見したことも書き加えるようにします。
花や茎を分解してどんな構造をしているのか、植物に与える水を着色して水分が通る道を探したり、花まで水が行き届いているのか、着色した水で茎や花の色にどのような変化が起こるのかなどを観察するのも面白いです。
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社会を選ぶときのポイント
社会を選ぶときには、地元に目を向けることがポイントになります。地元の歴史について調べることで、自由研究の完成につなげられます。郷土の歴史に関する文献を読み、情報収集をしたり、おじいさんやおばあさんから昔の話を聞いてみるという方法もおすすめです。地元の歴史を知ることで、地元に対する子供の意識が変わるかもしれません。また、学校近辺の歴史について、授業で教えてもらった内容よりも深くて広い知識を得られる可能性もあります。
小5の子供がテーマに選んだもので面白いと思ったものは、塩についてトコトン調べたものがありました。日本と世界の塩の原産地を調べたり、味や価格を比較したり、自分で塩を作り出してみたり、結晶を作ってみたりと塩に関する歴史から調べ学習までを行なったものでした。時間はおそらく掛かったと思いますが、とても興味深い自由研究テーマとなっていました。
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結晶を選ぶときのポイント
自由研究で結晶を選ぶときのポイントは、実験のやりやすさです。1番目に、実験をするための器具を簡単にそろえられること。いらなくなったコップや箸など家にあるものを使えば値段の高い実験器具を買わなくて済みます。2番目に、手に入れやすい実験材料を使うこと。例えば、重曹や尿素などはドラッグストアで買うことが出来ますし、塩は家にもあります。3番目に、安全に実験が出来ること。高温で熱することがあるので絶対に火傷をしないようにしましょう。最後に、実験をするときには、どんな結晶が出来たかだけではなく、出来るまでの時間の経過を観察することがとても大切です。液体の中にだんだん形が現れてくる様子をきめ細かく観察します。
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星座を選ぶときのポイント
小学5年生の自由研究をするなら、すでに高学年であるためある程度、行動範囲を広げ知的な研究が必要とされます。一番メージャーな星座調査方法は、本屋さんなどで販売されている星座早見盤を用いて、長期休みに観察を続けるという方法です。ちなみに早見盤はインターネットでもダウンロードできるサイトもあります。
しかし、長期休み終わりになってとりかかるなら、七夕伝説、ギリシャ神話など歴史や物語について図書館で調べる方法もあります。天体望遠鏡で最大900倍まで見ることができるものでも十分に観察することができます。
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理科を選ぶときのポイント
理科の自由研究を行う場合、今までとは少し違った視点から研究を行なうといいです。小学5年生は高学年でもあるため、より具体的な研究をした方が興味を持ちやすいです。例えば、生活に密着したものをテーマに選び、紫キャベツを用い、液体によって色の変わり方を見る、米のとぎ汁を利用して植物の成長を見る、などの身近なものを使用しての研究は、実験していて面白いですし、見ている人も興味を示しやすくなります。
天気や気象の変化を調べるといいです。でも天気と言っても、もっと詳しく調べてみるといいです。風・雲・雨・台風・天気図など個別のことについて深く調べたり、見たりすることでより詳しいことを発見できるテーマになります。
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粘土を選ぶときのポイント
自由研究の中で粘土細工は常に人気があります。小学5年生になると自分の興味のある趣味の大会やコンテストに出て非常に完成度の高い作品や成績を残します。女子にいたっても、デコレーションなど身近なおしゃれに興味を持ち始めます。粘土でなら、それらの作品を作ることができるカラフルなさまざまな種類を100円ショップで手に入れることができます。興味を持ったものに夢中になり出し、思うように工作ができる力や材料があるため、低学年のときよりクオリティの高いものを作り、自慢できる自由研究にまとめるといいです。
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手芸を選ぶときのポイント
おしゃれに興味を持ちはじめている子供も多くなってくる時期です。手芸なら、簡単なものならば自分でつくることができます。好きなデザインのフェルトや糸を使って、自分の思い描く世界観の作品をつくることができます。様々なデザインの商品がありますから、楽しいです。安全に簡単にアイロンで接着できるフェルトもありますから、自由研究におすすめです。完成したときは嬉しい気持ちでいっぱいになります。小物いれやミニプッシュ、ぬいぐるみ作成などが人気です。
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家庭科を選ぶときのポイント
夏休みの自由研究にはいろいろなものがありますが、小学5年生で家庭科の自由研究をテーマにする際には、楽しみながら出来るもの、子供が自分でできるものを探したり、提案してあげるのも一つの方法です。教科書を一緒に見ながら、まだ学校でやっていないものを先取りして学ぶのも良いですし、学校とは別の教材からヒントを得てテーマ探しをするのも楽しいものです。子供が興味を持つもので、楽しく学びながら研究をすることが出来るように親が道しるべを作るのも大切です。
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料理を選ぶときのポイント
自由研究のテーマに料理を選ぶとき、研究である以上は仮説を立て実験により検証をし考察をするというのが正しい姿ですが、小学5年生にはさすがにそこまでは要求されません。しかし、仮説と実験だけはしっかり押さえておかないと、下手をすると家庭のお手伝いの範疇になってしまいますので、メニューを決め、おいしく作るためにはどういう工夫が必要であるか事前に考え、そしてそれを実践してやれば十分に自由研究の水準を満たすことができます。工夫については複数用意し、できた料理の比較まで出来ればいいです。
例えば、調味料を作ってみたり、お店で売られているお菓子を自分で作ってみたり、パンケーキがふっくらと膨らむのはなぜ?みたいなテーマにして、実際にいろんなものを混ぜて膨らませて見たりするのも面白いです。
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牛乳パックを選ぶときのポイント
自由研究のテーマに牛乳パックを選ぶときには、ただの工作になってしまわないように注意しましょう。低学年で作ったような工作や、牛乳パックの紙を再利用した紙すきだけで終わってはいけません。工作にしても動力を工夫して走る車にしてみたり、紙すきにしても、全国の紙漉きの技法なども研究し、さらに自分の創意工夫を織り交ぜてみる必要があります。身近で手に入れやすい素材ですから加工もしやすく、様々なテーマ設定ができますが、工作で終わってしまわないような創意工夫が必要です。
牛乳パックで車や船などを作ったら、モーターなどを組み込んで見て、動かすことができるかどうかを考えてみるといいです。モーターや電池ケースは家電量販店やホームセンターなどにあります。
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空気を選ぶときのポイント
空気というのは人が生きる上でなくてはならない存在です。しかし、人間によってどんどん大気が汚れていってしまっているということも事実です。小学5年生になると、どういった行動で大気が汚染されるのか予想することも可能な年齢です。空気と人間の行動についてよく考えてみるのも良いことです。大気汚染についてを選択して、理解を深めることは、これからの未来を担う小学5年生の自由研究テーマにとてもふさわしいです。
他には、人は1日に空気をどれくらい吸うのか、空気は何でできているのか、いつから地球に空気があるのか、空気が無くなったらどうなるのか、空気は無くならないのか、空気に色はあるのかなど空気に関する研究をしたり、空気の力を使ったペットボトルロケットや温度計作りなどの工作も一緒に行なうとより空気に関する研究を深く学ぶことができます。
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ペットボトルを選ぶときのポイント
自由研究をするときに、思いつくのは身近にある日常的な素材を使い作品を仕上げること。子供でも入手しやすくコストがかからない素材をチョイスし、工夫を凝らして作品を作り上げることで、作品への評価が高まります。エコロジーを意識したペットボトルは最良の素材と言えます。カッターで切ったり、テープで繋げたり、加工するのは子供でも比較的簡単に出来るので、アイデア次第でどんな作品にもなります。
ペットボトルロケットや顕微鏡、温度計などのほかに雲を作り出すこともできますし、光の屈折を利用した虹を作り出すこともできます。
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まとめ
小学5年生が夏休みの宿題として自由研究をする場合には、何を選んだらいいのか迷うはずです。そのとき親も一緒に迷うことがありますが、まず第一に大切にしないといけないことは、子供が興味があることをテーマに選ぶということです。親が決めた自由研究のテーマだとやらされている感じが強くなり、宿題を終わらせるだけになってしまいます。
簡単に自由研究を終わらせたいということであれば、市販のキットを買ってまとめれば30分~1日でできるものが多くあります。できれば、休み期間に入ったらすぐにテーマ選びをして、早めに取り組み、毎日少しずつでも進めていくといいと思います。
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