子供部屋の整理をしていたら、懐かしいスーパーボールが出てきました。子供が幼稚園の頃、スーパーボールを使って部屋の中で弾ませながら遊んでいました。それを、思い出しながら子供と一緒にスーパーボールを投げて遊んでいたら、開いていた窓からスーパーボールが外に飛び出てどこかに行ってしまいました。床や壁にぴょ~んって当たりながら出ていったスーパーボールが名残惜しく、自分でスーパーボールを作ってみることにしました。
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洗濯のりを使ったスーパーボールの作り方基礎データ
難易度 | 簡単 |
---|---|
対象 | 小学1年生以上 |
実験期間 | 1日 |
テーマ | 工作 |
費用 | 200円 |
作り方はとても簡単なので、小学校低学年の1年生でも作ることができます。自分が作ったスーパーボールで遊ぶのは楽しいですし、色を付けたりすることもできるのでオリジナルのスーパーボールを作ることができますよ。費用は液体のりの値段です。ホームセンターで750ml入りで200円以内で買うことができます。
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洗濯のりを使ったスーパーボールの作り方
作ってみたら結構、弾んで楽しむことができました。
用意するもの
材料 | 個数 |
---|---|
洗濯のり 又は液体のり |
50ml |
水 | 200ml |
プラスチックコップ | 2個 |
割り箸 | 1本 |
ポリエチレン手袋 | 2枚 |
色を付けたりしない材料です。小さめのスーパーボールが2個から3個作れる分量です。
色を付けたりするときには、
・プラスチックコップ 1個
・絵の具
・ラメパウダー
などを追加して準備しておくといいです。
洗濯のりを購入するときには、成分にポリビニルアルコールまたは液体P.V.Aと書かれているものを選びます。これ以外の成分だと固まらないので注意しましょう。
作り方
食塩水を2個作る
プラスチックコップに100mlの水を入れます。
100mlの水が入ったプラスチックコップを2個準備します。
水が入ったプラスチックコップの中に食塩を40gずつ入れます。
プラスチックコップに水と塩を入れたら割り箸でよく混ぜます。右回り10回⇒左回り10回を繰り返し100回まわせば十分に混ざります。2つともよく混ぜます。
下に塩が溜まっていても問題ありません。これで飽和食塩水の出来上がりです。
飽和食塩水とは、水の中にこれ以上塩が溶けない状態のことです。
洗濯のりを50ml入れて混ぜる
食塩水のプラスチックコップの1つに洗濯のりまたは液体糊を50ml入れます。
このとき、こぼさないように注意しながらしましょう。心配なら下に新聞紙などを敷いてから行なうといいです。
【スーパーボールに色を付けるときは・・・】
食塩水に直接、洗濯のりを入れるのではなく、もう1つプラスチックコップを準備して、その中に50mlの洗濯のりを入れます。そこに、絵の具やラメパウダーを入れてよく混ぜて色を付けたりします。その色を付けた洗濯のりを食塩水のプラスチックコップにいれます。
食塩水に洗濯のりを入れたら、割り箸でグルグルとかき混ぜます。
しばらくすると、かき混ぜている割り箸が重くなってきますので、持ち上げてみると白い塊が割り箸に付いてきます。
白い塊をしぼり、丸める
プラスチックコップの中に白い塊ができたら、ポリエチレンの手袋を両手にはめて白い塊を取り出します。全ての白い塊を取り出すと大きなスーパーボールになります。少し取り出すことで小さなスーパーボールが2個から3個できます。
取り出した白い塊は、水を絞るようにギューっと握ります。3~4回握りしめると白い塊の水分が抜けてきます。
水を絞るときは洗面所やキッチン・お風呂場ですると後片付けが楽です。
水分が少なくなったら、手のひらでコロコロと転がして形を整えます。
手のひらで転がすことできれいな丸い形になります。形を三角形や四角にしてもいいですし、クッキーの型などを使って面白い形のスーパーボールにしてもいいと思います。
もう1つの食塩水に入れる
食塩水のプラスチックコップを2つ作りましたよね。1つは洗濯のりを入れましたが、もう1つのほうに、白い塊を丸めたものを入れておきます。
洗濯のり50mlで、3個のスーパーボールを作りました。きれいな丸い形・いびつな丸い形・四角い形の3つを作りました。すべてを食塩水の中に入れます。
短ければ3時間、長ければ1日、食塩水に漬けておきます。食塩水に浸しておく時間が長ければよく弾みます。
自由研究のまとめ方
・目的、きっかけ、動機
・予想
・作り方
を書きますが、スーパーボールの色の付け方や食塩水に浸しておく時間によって跳ね方・弾み方の違いを見たりして自由研究をまとめるといいです。
自由研究テーマで工作をまとめるときは「 工作の自由研究のまとめ方はアルバム冊子の活用がおすすめ 」が参考になります。
なぜ、洗濯のりでスーパーボールができるのか?
洗濯のりでスーパーボールができるのは、洗濯のりの成分であるポリビニルアルコール(P.V.A)と塩の関係にあります。普通に洗濯のりと水であれば白い塊はできませんが、塩を入れることで塩が水分を奪います。水分を失ったポリビニルアルコールは水に溶けない分が白い塊となって現れます。
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まとめ
スーパーボールの形を作って食塩水に入れるまでの作成時間は約20分です。とにかく簡単に作ることができますので、昼過ぎに作って食塩水に浸したまま一晩過ごし、翌朝にスーパーボールを弾ませてみるといいと思います。
いびつな形のスーパーボールは跳ね方が面白く、あちこちの飛んでいき予想がつきません。
子供の作りたいような形にしてあげて、遊ぶと面白いですよ。
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